書字障害とみていいとの言葉をもらう
小学校入学後、LDを疑い発達外来を受診してから数年。当初はDCDとASDとの診断だったところに、ついに書字障害とみていいとの言葉を小児科の先生からもらいました。
診断がプラスされたわけですが、当初からLDを疑っていた私はむしろホッとしています。
この子が頑張ってもうまく字を書けない理由がきちんとあるのだ、決して努力していなかったわけではないと証明されて、安堵です。
昨年度が散々だった我が子ツバサ(仮)。
できるだけツバサに寄り添い、励ましていた私ですがこれまでずっとツバサの書字に違和感が続いていました。字が成長しないと言えばいいのか…LDを疑った時から変わらず、難読な字を書くのです。
また学年が上がり漢字の難易度が上がったこともあってか、お手本を見ながら漢字を書くこともいざ書いてみると線が足りなかったり、かえって線が多すぎたりなど、正確さが落ちてきていました。見ながら書くのも難しいのか…と考えさせられることが増えていました。
昨年度、奇跡的にうまく書けていた字を見た前担任に“なんだ、書けるじゃん”と認識されてしまい、書字の指摘をほぼ通常レベルに引き上げられ“れんしゅうしましょう”“おまけ”“ここは漢字で”などと細かく指摘が入り、散々だったテスト。
ケース会議に備えて色々と指摘されていたテストをかき集めていたので、ケース会議直前にあった小児科受診時にそのテスト集を持参して先生に見ていただきました。
持参したテストを見た先生が、
『もうこれは書字障害と言ってもいいんじゃないかなぁ』
『もう一回検査してみようか、今度は読み書き含めて』
と言ってくださり、久しぶりに発達検査に臨むことになったのです。
発達検査は2時間以上かかり、時々トイレや水分補給で検査室から出てきたりしてはいましたが、日時を分割することなく何とかやり遂げました。
私はただただ検査室近くで待っていました…。長時間よく頑張って取り組んだと思います。
その検査で、読み・語彙の数値が平均値に対して書きの数値が非常に低い、と結果が出ました。漢字は1年生までの漢字は定着しているが、字形を整えられない様子とも報告書に書かれていました。
これを見た時の私は、
『あぁ…良かった。やっぱり“読めるけど書けない”だった、DCDだけが原因じゃなかった』
と真っ先に思いました。
帰宅後に報告書をじっくりと読み込みながら、自分の特性を全くと言って良いほど理解してもらえなかった去年はどれだけ辛かっただろうか…と思いを馳せ、涙が出ました。
私自身は半角カタカナが読みづらいなと思うことはあれど、読み書きはそれなりにできます。
それゆえ、ツバサの“文字が読めているのに書けない”ということになかなか理解が追いつかずどうしたらいいのかわからない状態が続いていました。
発達障害関連本を読んだりネットで調べたり、Xで情報収集したりしながら、自分の当たり前は世の当たり前ではないということを理解したり、“そういうこともあるんだ”という考えができるようになったことで、ツバサのしんどさに少しずつ寄り添うことができるようになってきたのですが、何をどうすることがより良いのかなどは未だに手探りです。学期末の漢字テストにおける配慮など、ツバサにとって苦が少なく持てる力を発揮できる方法を今年の担任や通級指導の先生と日々話し合いをしながら色々と試しているところです。
おそらくこれから先も、何がより良いのかはわからないまま歩んでいくことが多いのだろうなという感覚があります。身近に同じような特性持ちがなかなかいないので、道なき道を歩かなければいけないこともあるでしょう。
それでも前を向いて歩いていくサポートができるよう、試行錯誤しながら進んでいきたいと思います。